例えば、1000個の網目がある。
実際には999個、あとの1個はほつれているとする。
それを1000人の人にひとつずつチェックさせると、
1人は確実に、ほつれを発見する。
網目が1000個ではなく幾らあったとしても、
ひとつずつチェックすれば穴は見つかる。
情報守秘だセキュリティだといわれて、これを遂行するために私たちは色々工夫してるみたいだけど。
人間は「完璧ではない」らしいので、盲点は出てくるだろう。
で、人間よりは「完璧な」コンピューターで管理しようとするが、
コンピューターもまた、人間が造ったものだったりする。
コンピューターの盲点は人間よりは少ないかもしれないので、一人ひとつずつチェックしたところで穴は見つからないかもしれない。
でも、人間は(人間の造ったものに対しては)思っているよりも賢いんだ。
一人ひとつずつチェックしなくても、もっと効率よい方法を編み出して、ほつれを見出す。
そして、このほつれを見つけることに秀でた人もいる。
法律は人間の創ったものだから、完璧ではない。
その網目のほつれを見つけるのが得意な人が、検事や弁護士だ。
暗証番号や暗号解読のほつれを見つけられる人、カード犯罪者やクラッカーである。
人間は「完璧ではない」ことを前提にお話してみた。
完璧って、どういったことを言うんだよ。そんなこと知るか。
でも残念ながら人間は「まだ」完璧じゃないんだよ。
攻防が続く、それが愉快でたまらない。
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