試験も終わったことだし、転居までバイトで繋ぐかぁ〜。
でも短期間だし、仕事が楽しくなったところでハイおしまい〜もなぁ。
よし、以前やってたコンビニに出戻りだッ!
こんな短絡思考で面接行ったが、あっちも人手が足りないらしく即採用。
つーか、面接という名の世間話の後、速攻売り場に出された。
3年のブランクなんのその、割とサクサクお仕事できそうです。
しばらくいない間に、バイトの顔ぶれはすっかり変わってたな。
以前は高校生は採用しなかった(試験とかでシフトが狂うから)のに、
いまは2人も入ってた。
同じ時間帯の勤務になるから、よく顔と名前を覚えといたほうが良さそうだ。
「高校生のうちひとりはねぇ、小さい頃からよくココに買い物に来てた子なのヨ」
副店長がうれしそーに言った。
「いつも、ポテトとコーラ買ってた子。覚えてるでしょ?」
( д) ゜ ゜
ええ、覚えていますとも。あまりにも毎日ポテトとコーラだからアメリカ人の子かと思ってたくらいさ。あの子はコーラとポテトだけで生きてるんじゃないかって店内で噂してた。
いまは将来就きたい職業を考えて、その学科のある定時制高校に通っているんだとか。
尊敬の念をおぼえてしまう。昔は女の子にすらイジメられてそうなチビ男子だったのにな…。
「もうひとりの高校生は女の子で、とても良い子なのヨ。今時珍しいくらい素朴な子で。
いま売り場にいるから挨拶しましょ」
売り場ではすげぇハツラツとした声が聞こえる。
あまりにも態度がしっかりしてるから、すっかりベテランさんなのかと思ってたら
私より2、3日前に入ったばかりなんだとか。
元気でいいねぇ、こういうコは大好きだわとかオバチャン丸出しなことを考えつつ挨拶。
「新入りのわにです。よろしくお願いします」
ちょっと前まで高校の先生やってたといえども、そして自分が経験者といえども、
先輩には謙虚に。
ていうか、そんなに良い子なら変に気を遣っちゃうんじゃないかと思って
どっちの真実も伏せておくことにした。
…つもりが、副店長が暴露してくれた(爆
それを聞いたジョシコーセー、なんか私のことみて笑ってる?ていうか、照れてる?
「ぁんだテメーは」なんてヤンクミ節炸裂しそうになったが、
彼女はあくまでニコニコしながらこう言った。
「せんせい…教育実習で私のクラスに来てくれましたよネ」
( д) ゜ ゜
り…りっぱになっちゃってワカンナカターヨセンセイー;;;(片言
つーか、地元なんだからそういうのあって当然だろ!
でもまさかまさかと思ってたのに、本当にこんなことがあるなんて…;;;
副店長も、「あらっ、じゃ〜お仕事のこともお勉強のことも何でも聞けるわネ♪」とか
言ってるなよ!
せっかく変人だらけの教職辞めて、一般人として世に出ようと思ってたのに…。
こうして、サプライズ満載の初日は終了。
シフト入れ替えで以前からやってた奴が来たときには
「また来たンすかw(・∀・)ニヤニヤ」とか言われるし。
もうね、ようやくヒッキー返上したっていうのに、ぜんぜん新鮮な気持ちに
なれなかったよ。
……ま、がんばりましょう _| ̄|○il||li
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