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もげが小学校低学年くらいだったと思う。4つ上の姉が父親に頼んで、休日の朝早くに県境の安売り電器店まで行ったんだ。なんかチラシ広告で「激安!!」だか「新入荷!!」だかの文字があったのかな、よくわかんないけど姉の目当てはゲームソフトだったんだ。
んで、家に帰って何を購入したのか見せてもらったら、なんかゴツゴツしたパッケージにはいったファミコンソフトだったんだな。A6版くらいの大きさのプラスチックケース(中途半端)。なんでこんなのかって、中には「真ちゅう製・勇者フィギュア」と「紙だか布だか微妙な質感のMAP」が入ってたんだな。
「なんだこりゃ。オマケか?」
ゲームをやってみてわかった。
←の真ん中の画像がフィールド画面。
一見してわかるとおり、RPGにしては視界が劇的に狭いのだよ。
フィールド上で怪しいものや人物があった場合、画面の半分を占めているパーティー画面でナビしてくれるってわけさ。
正直ね、自分がどこにいるかわかんない。
添付のMAPとフィギュアで現在地フラグしとけやってことだったんだな。
おまけにナビが「なんかいるよ!」って教えてくれたところで、出会ってみないとモンスターなのか旅人なのかさえわからない。一番下のは戦闘画面だが、ヘンに強い敵と遭遇して逃亡しようものなら、「敵の追撃!」とかいって結構なダメージ喰らうし。
BGMも全体的に「ドナドナ」な雰囲気をかもし出していたため、もうね、幼いもげにとってはトラウマ的「クソゲー」だったわけですよ。
年月は流れて…
もげはオトナになりました。
で、「オトナになったらできるかも!」みたいな変な自信がついて、押入れに文字通り「封印」してあった『覇邪の封印』をリプレイしてみたのだ。
あら、これ面白いわあ。
何が面白いって、やっぱ戦闘が独特なんだわ。
「魔術品」はアイテムなのでノーダメージで敵を攻撃したいときに使うが、消耗品だし、敵から入手するしかない(例外あり)ので慎重に使おう。
敵のダメージカット率と攻撃力が高すぎると、こちらの武器防具はすぐに劣化してしまうぞ。鍛冶屋を雇って連れまわすにも、けっこうなお金がかかったりしてシビア。
攻撃の度にこちらのスタミナも減るぞ(疲れきって死んだりする)。
ゲームの間中、ずっとドナドナの空気。なるほど、こりゃチビッコには無理だわ。ラスダンの迷路は極悪に難解だし、ラスボスも極悪に強い。味方はすぐに最高レベルに到達するのだが、それでも大苦戦するという、極悪のゲームバランス。
紹介したゲーム画面の他に「メニュー画面」やら「ステータス画面」やらあるんだけど割愛。攻撃の毎ターンに経験値が増えて、とりあえずステータス画面に次のレベルまでの経験値が表示されるんだけどね、そのうち攻撃しても経験値が入らないようになった。バグかよ、とか思ったけど違うみたいで、レベルが最高まで到達してしまうと経験値は入らなくなるみたい。 …でも、ステータス画面にはしっかり「次のレベル」までの経験値が表示され続けてるんだよね。まぎらわしい。
ずっとプレイしていると、こんな視野の狭さでも自分がどこにいるのかが、ちゃんと把握できるようになったのには驚いた。いや、しかし…チビッコには無理だよなあ。ていうかそもそもこのゲームもMSXからの移植なんだよ。もっとも、『ガリウス』と違ってこれは移植に成功した類だけど(MSX版はグラフィック・BGM・操作性いずれも極悪)。大人向けのゲーム…と認識して良いのかもしれない(しかし中学生のときクラスの男子に貸したところ、2週間かそこらでクリアされたことには正直彼を尊敬した)。
まだあるかもしれないな…オトナになったから出来るゲーム。
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操作:★★★(MSXは極悪)
戦略:★☆☆(体当たりしてればいい)
画像:★☆☆(悪くないけど寂しい)
BGM:★☆☆(ドナドナ)
ハマリ :★★☆(2度はやらないだろう)
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ぜんぶで8pt (・◇・)…フツウ。
(おしまい)
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